パソコンの解説書を読んでいると、「Windows の時刻合わせはインターネットでできる」って書いてありました。
インターネット上に用意された時刻サーバーに接続することで、Windows VistaやWindows XPの通知領域に表示される時刻と日付を正確に維持することができるそうです。
「へー、そうなんだ。」と関心しつつ、Windows Vistaで実際に試してみました。
その方法は、
(1)[コントロールパネル]の[時計、言語、および地域]をクリックします。
(2)[日付と時刻]をクリックします。
[日付と時刻]ダイアログボックスが表示されます。
ここに、『’time.windows.com’と自動的に同期するように設定されています。』と記述されています。
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なるほど・・・
’time.windows.com’というサイトに接続して時刻合わせをするのか
と関心しながら・・・
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(3)[インターネット時刻]タブの[設定の変更]ボタンをクリックします。
[ユーザーアカウント制御]ダイアログボックスが表示されます。
(4)[続行]ボタンをクリックします。
[インターネット時刻設定]ダイアログボックスが表示されます。
(5)[インターネット時刻サーバーと同期する]にチェックを付けます。
(6)[今すぐ更新]ボタンをクリックします。
パソコンの時計がインターネット時刻サーバーと同期したことを知らせるメッセージが表示され、パソコンの内部時計の時刻が正確な時を刻み始めます。
◆インターネット時刻サーバーとは、パソコンのさまざまな作業において時刻と日付を記録する際に、正確な時刻と
日付を提供するためのサーバーです。
さらに、ビジネスの世界では、ネットワーク環境でのファイルの同期や正確な時刻が必要なドキュメントへのタイム
スタンプの提供など、時間管理における重要な役割を果たします。
◆日本で運営されているインターネット時刻サーバー
日本でも、独立行政法人 情報通信研究機構が「日本標準時プロジェクト」という活動の中で日本標準時の時刻配信をしています。
http://www2.nict.go.jp/w/w114/tsp/PubNtp/index.html
ここに設置されているインターネット時刻サーバーは「ntp.nict.jp」です。
先ほどの解説の(5)、(6)を行うときに、time.windows.comの記述を ntp.nict.jp とすることで、日本標準時に直結した時刻サーバーを利用して、時刻合わせを行うことができます。
おわり